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急に寒くなり、ようやく冬の訪れを実感しています。
『古民家再生』の現場のモミジもびっくりして、色づき始めたのか?
少し遅い紅葉が楽しめます。
工事の進捗状況も少しずつ、時間を要しながらの作業が続いています。
まずは、耐力壁となる部分の基礎を造り
床下のボロボロに劣化した木材を新しく入れ替える作業を
しているところです。
堅牢な基礎に、真新しい桧の土台。
これらが今回補強を行った新しい部分。
その土台に、150年も家を支えている柱が立っています。
土台に、柱が立つのは当たり前の状態なのですが...
柱を一本ずつ、ジャッキアップしては土台を横から差し込み
また次の柱を支えて...といった具合に
一歩一歩と言いますか、一本一本着実に進んでいます。
新築のようなスピード感はありませんが
もう150年建ち続けるよう、古材を活かしながら
再生をしていきます。
静岡県袋井市にあるエコパスタジアムです。
年に数回、ジュビロ磐田や清水エスパルスが公式戦を行い、
2002年の日韓ワールドカップでは、髪型が爆発的に流行った、
あのベッカム様もプレーした競技場です。
普段、FC岐阜の試合を観戦する、長良川競技場とは
規模もデザインも全く違い、迫力もすごい。
そんな立派な競技場で、なぜか息子が試合をする機会に恵まれ、
観戦に行ってきました。
5万人収容のスタンドは圧巻ですが、
観戦する保護者の数はスッカスカ(笑)
若干、拍子抜けですが、こんなピッチでプレーするなんて
息子にとっては、たぶん人生で一度きりです。
そんな息子のプレー時間、およそ20分。
それを見る為に、朝から高速を飛ばすこと、2時間半。
往復5時間。
高速代、ガゾリン代、息子の遠征費(宿泊代)。。。
設計士として、スタジアムのデザインに
大きな刺激を受けたとはいえ、
思い出はプライスレス、と言い聞かせるには
ちょっと厳しい週末でした。