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長良子正賀の家

仕上の選定

by 渡邊 隆弘

3月の地鎮祭から数えて、丁度4ヶ月が経ちました。
定例会議も8回目となります。

ここへ来ると議題の内容も仕上げ関係の話題が増えてきました。
フローリングの材質、色目の確認から
玄関ポーチ、テラスのタイル、そして外壁色等々。
カラーや質感を確認するために、設計で選定しているものの他にも
サンプルを取り寄せたりして実物を確認し、決めていきます。

その都度、適切なタイミングで使用するモノを決定していきますが、
建物のヴォリュームが現れ、イメージし易い状態で確認することで
後悔することが無いように進めさせてもらっています。

そして、最近の悩みどころとしては...
外壁色なのですが...
現場ブログのTOPにあるカラーリングが本当に良いのか?
設計時からのイメージを一度払拭すべく、
再度検証、次回の定例会議で物議を醸したいと思っています。
3パターン程考えているのですが、
どのような意見を頂けるのか楽しみです。

居心地の良いワークスペース

by 渡邊 隆弘

2階の廊下にあるワークスペースから南へ広がる
開口部を見たところです。

今は、足場確保のため仮設の床が出来てしまい
本来の姿ではありませんが、
リビング上部の吹抜けとなり上下の階が繋がっていきます。

また、格子状に組まれた天井の下地材。
そこからはみ出た、グラスウールというガラス繊維で出来た
フワフワの断熱材も敷設しています。
前回壁に吹付けた断熱材を屋根面にも吹付けており、
2階で懸念される屋根からの遮熱対策もバッチリ!
暑さ寒さに対しても、過ごし易い環境となるはずです。

ワークスペースといえど、ボ~ッと外を眺めるにも適した
居心地の良い場所になる予感しかしません。

異色のアプローチ

by 渡邊 隆弘

一般的な玄関ポーチまでのアクセスとしては、
車から降り、外部空間のアプローチを通って玄関ポーチへ
たどり着くと思います。
しかし、長良子正賀の家は少々異なります。
駐車スペースに車を止めて、降りるまでは同じです。
しかし、そこはほぼ半内部空間。
ガレージ付の計画ではないのですが、雨に濡れずに
玄関ポーチまでアクセスできます。
そう、前回ご紹介した駐車スペースの軒から続く部分です。

その屋根と壁に囲われた半内部空間のアプローチ。
ここを通り玄関ポーチへ至ります。

そのポーチで作業をする、電気工事担当の玉井くん。
彼も他とは異なる、異色の経歴をもつ職人さんであります。
今でこそ電線や電球を握っていますが、
以前は中華鍋を振っていたという料理人。

他にはない、異なるカラーがあるということは、
すごく魅力的に感じます。

定例会議とプチ会議

by 渡邊 隆弘

週に一回行っている定例会議とは別に
もっと詳細な納まりを検討したり、
設備機器との取り合いをまとめたりする
プチ会議を行っています。

この日のメンバーは定例会議でも同じみな顔ぶれで
工務店さんと電気屋さん、遅れて機械設備屋さん達。
次第に、建具や家具屋さんの面々も増えてくる予定です。

このプチ会議をすることで、定例会議の内容の効率を上げます。
・事前に問題点を把握すること。そして、そのケア。
・クライアントへヒアリングすることの確認。
・我々の納まりへの拘りを施工者へ伝えること。
これらが主な目的です。

週一で皆が集まる大事な定例会議ですので、
クライアント、職人さん、我々の無駄な時間を省き
密度の濃いモノになるようにしています。

壁の断熱材

by 渡邊 隆弘

床下の断熱材に続き、壁の断熱材を施工しました。

こちらは床のボード状のものとは違い液体を吹きかけると
ブワッーと発砲するタイプの断熱材です。
柱や窓廻りに隙間なく広がります。
モコモコにはみ出てくるほど発泡するので
柱面に合わせて切りそろえる必要があります。
写真のお兄さんは、膨らみすぎたものを削り取る作業を
している最中なのです。

法的に定められている評価基準の一つ、断熱等性能等級4を
満たす仕様で設計しており、夏場の強い日差しや冬場の冷気から
快適な室内環境を保ちます。

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