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長良のリノベーション

リノベーションはイイヨ。

by 渡邊 隆弘

スクラップ&ビルドと言われるように、老朽化や住まい手が変わったり
家族が増えたりすると取り壊して、新し住宅に建て替えようという考え方が
ほとんどだと思います。
施工サイドも既設状況がどうなっているのか分からない不安を抱えるよりも
新しく建て替えた方が気が楽だ!
と、考える業者さんの方が多いのではないでしょうか。

「長良のリノベーション」は、スクラップ&ビルドを良しとせず、
今まで共に育ってきた建物を活かしすことにチャレンジしてきた計画でした。

どのようにリノベーションしてきたのかはこちらのblogを見ていただければと
思いますが、新築以上の対価が得られたのではないかと思っています。

dsc05190
今は無き先代の家主もはじめは、ワシの家に何すんじゃい!
と思ったかもしれませんが...
温かく工事の進捗具合を見守っていただき、
おッ、まあまあやなっと思ってくれているのではと勝手に想像しています。

長良五輪。

by 渡邊 隆弘

引渡からアッという間に1ヶ月が過ぎ去りました。
そして、熱くこみ上げてくる感情を味わったリオ五輪も
これまたあっという間に閉会式を向かえました。

しかし、ココ長良では、選手たちに感銘を受けラケットを握る姿を
まだまだ見ることが出来ます。
竣工より1ヶ月後のメンテナンスにお邪魔した時のことでした...

DSC05914
改修前のリビング・ダイニングと和室の間仕切りを取り払ったLDK。
ずいぶんと広くなりました。何度も書きましたが、約30帖程。
それは、ちょっとした卓球場と化すでしょうとも。
ダイニングテーブルを卓球台と見立てたところが素晴らしい。
この様な予想だにしない生活も楽しそうで良いですね。

因みに、奥様がチャンプとのこと。

扉の裏には...

by 渡邊 隆弘

改修前には既設の建物から架かっているカーポートならぬ
雨除けスペースがありました。
前
↑ こんな感じで。

少々ポリカーボネートの屋根が劣化しているものの
使えるものは利用するということで、このまま残す計画となりました。
(劣化した屋根は葺き替え、フレームは塗装を直しました。)
しかし、流石に丸見えでは...ということで。

勝手口を設けました。
後
このレッドシダーで造られた引戸の裏に、あの雨除けスペースがあります。
自転車を置いたり、洗濯物を干したりしても全く気になりません。
前出のブログの正面写真のように、
建物の壁と一体的にすることで、大きく見え建築として立派に見えます。
これぞ、リノベーション!

ガラッと様変わり。

by 渡邊 隆弘

内部は、新世帯の生活に合わせ、思い描いたインテリアにすべく
リノベーションしてきました。
そして、外観的にも変わったなぁ~と思われるように手を加えてまいりました。
最終形態の写真をUPするのは今回が初です。

まずは、改修前の写真から。
改修前
鉄骨造でありながら瓦で葺かれた屋根。
昔ながらの工法で床土が敷かれていました。土の吸水性と断熱性を考慮したものでしょう。
そして、住宅密集地ということで外壁はALCというセメント板で、火災に強いようにという
家主の拘りが感じられたものでした。
その先代の意思を受け継ぐカタチで、尚且つシンプルに
ガラッと様変わりをしました。
改修後
これで、思い出を大切に残し、新たな世代へバトンタッチします。
(壮大な感じです。)

ちょっとしたスペース。

by 渡邊 隆弘

L
リビングを見ている写真ですが、テレビに向かって左側は、2階へ上がる階段があり、
オレンジのラインで囲った右側には、ちょっとしたスペースがあります。

そのちょっとしたスペースとは...
旦那様の書斎スペース。兼多目的になりそうなスペースです。
書斎
階段下を利用した、こじんまりとした場所ですが、そのこじんまり感が
居心地がよさそう。
それに加えて、リビングのテレビを壁掛けにして、
ブルーレイやレコーダー等の機器を表に出さないようにしているので、
それらの機器を見えないこの裏のスペースに持ってきています。

スッキリとしたリビングになる為に、このちょっとしたスペースが
とっても有効で重要なのです。

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