株式会社 向井建築事務所

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きさらぎ町のリノベーション

地層断面。

by 向井 一比古

現場は、基礎造りの為の掘方が人力で進んでいます。

写真は、新しい基礎を造る為に土を掘り、70年前の地層断面が
出てきたところ。
赤マークは土台、現代の土台より薄く細めです。
青マークがコンクリート基礎で、ロウソク基礎と呼ばれる簡単な基礎。
緑マークが砕石です。
現在でも、基礎底をしっかり造る為に砕石を敷きますが、当時も同じですね
丸い石が多いので、長良川の川石を使っていたのかも知れません。

先人の仕事が見えるのも、リノベーション現場の醍醐味の一つです。

定例会議。

by 向井 一比古

先日、第2回目の定例会議をさせて頂きました。
諸般の事情で、19時、定例会議開催です。

建物の軸組がライトアップされ、映画のセットのように見え
暗さと明るさの演出効果抜群の定例会議です。
築70年、木材の腐っている部分もあったり、以前の改築で柱が無くなってたり
そりゃあ、いろいろあります。
まずは、基礎の補強から工事が進みます。

余談ですが、夜定例後、折角だから現場関係者で、食事でもという事で
監督さん、電気屋さん、水道屋さん等々と焼肉を食べに行きました。
日本vsサモアを見ながら、ほろ酔い気分で楽しいアフター定例でした。

骨のみ。

by 向井 一比古

解体完了です。
見事に骨組のみとなりました。
新築でしたら、上棟の日の夕方、ブルーシートを掛け終った時の風景です。

次は、垂直・水平がどれだけ狂っているかを測量し
出来る限り垂直・水平を取り戻す補強を検討。
その際、耐震性能の向上も目指し、金物補強、材料補強を同時に考えます。

これから、痩せて少し姿勢が悪くなった骨組に
適量の筋肉をつけ、姿勢を正す工程に入ります。

骨組登場。

by 向井 一比古

解体が進み、瓦が落され、泥壁も撤去され
木造の軸組が露わになってきました。

細めの柱、頼りない筋違が現れ、骨組の補強を考えさせられます。

床下は、想定内の状態で、丸太を大引きに使っており
建築当時、製材した木材は貴重であり、高価だったのかも知れません。
使われている材料や仕事の仕方が、当時の造り方、考え方を
彷彿させてくれるのが、面白かったりしますが、同時に補強どうするよ・・と
違う問いが頭をよぎります。さすが、築70年ディープです。

解体開始。

by 向井 一比古

お祓いから、2週間程の準備期間を頂き
本日から解体工事が始まりました。

コンクリートブロックが解体され、建具も外れています。

本来の解体工事ですと、最初に屋根瓦を外し、その後は重機が建物を
齧るように、バリバリと解体していくのですが、リノベ―ションの解体は
木造の骨組みを残しながら、使わない部分のみを撤去する解体です。
ちょっと強面の解体屋さんに、丁寧に解体、撤去をして頂いてます。

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