現場ブログ

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傾斜地の家

だいたい全部決める

by 小川 賢二

設計事務所の仕事は、設計と監理にわかれます。

設計は文字通り、図面を作る作業。
監理は、工事現場で図面通りに工事が進んでいるかをチェックしたり、
図面段階より具体的に、色や素材を指示したりします。
この監理は、設計と同じか、それ以上に重要だと思っています。

子供部屋の壁掛けエアコンの設置位置を検討している、監理業務のひとこま。
こんなの業者さんに任せておけば良い、というわけにはいきません。
監督さんに即席で、エアコンの大きさのベニヤを用意して貰いました。

同じく、コンセントの位置とか、照明の位置とか、そんなことも全部、
現場で決定していきます。
もちろん、僕の独断ではなく、クライアントの意向をお聞きしながら。

服を買う時、ポケットの位置とか、ボタンの色とか、裏地の素材とか、
色々と気になるじゃないですか。
数千円の物であっても、納得してお金を払いたいですよね。

ましてや、住宅なんて、とても高価な物。
監理がある事によって、より多くの物事を自分達で納得して決定していきながら、
家造りを進められると思っています。

板金

by 小川 賢二

外壁の一部を板金(ガルバリウム鋼板)の横葺きで
施工してもらっています。

今では、瓦以外の屋根は、ほとんどがこのガルバリウムで
作られている事が多い事からもわかる様に、
雨水に強く、メンテナンスも容易なので、外壁に使う事も多いです。
意匠的なアクセントにもなりますし。

しかし、金属の板を曲げて作っていく性質上、
細かな部分の納まりが難しい所もありますので、
顔なじみの板金屋さんではありますが、細部にわたって
打合せをさせて頂いてから、施工して貰っています。

お蔭様で、現場ではとても丁寧な仕事をして頂けています。

何気なく置いてあった、板金製の灰皿。
もしやと思って聞いてみると、板金屋さんの手作りでした。
なんで四角じゃないのか、との質問には、
四角なんか誰でも作れるし、難しい方が面白いやろ、との事。

小さな事とはいえ、挑戦を忘れない姿勢。
そういう方々との仕事は面白いです。

by 小川 賢二

「ここも箱にしますか?」

弊社の現場で、よく飛びかう会話の1つです。
何かというと、これ。

ベニヤでできた、文字通り箱なんですが、
物を入れるわけではなくて、ひっくり返して天井に設置します。
天井に四角い凹みを作って、その奥にダウンライトを付けることで、
照明器具の存在感を和らげる効果を狙っています。
主に、パブリックな空間では、こうしたひと手間をお願いしています。

箱は天井だけではなく、インターホン等の厚みのある機器を壁に付ける時にも
壁に箱を作って、壁面から機器が飛び出さない様にします。

箱自体はベニヤですし、大工さんにしてみれば作るのも朝飯前。
ですが、仕上がった時の空間の印象の違いは大きいと思っています。

「シンプル」というのは、過度な装飾をしないという事だと思いますが、
手を掛けない簡素な事を、それと勘違いしてはいけないと思っています。

手間を掛けてシンプルさの質を上げる、そんな仕事を目指しています。

寒くない

by 小川 賢二

雪が降るほどではないとは言え、
風がまだまだ冷たい現場ですが。
2階に上がると、全然寒くありませんでした。

壁には柱の大きさと同じ厚みの吹付断熱、
天井には繊維状の断熱材がたっぷりと入っていて、
布団の中に潜っている様な暖かさを感じます。

家全体の金額に比べれば、そこまで大きな出費にはなりませんので、
断熱材は、あまりローコストを目指し過ぎない事をオススメします。

さて、ここまで順調な現場ですが、
帰り際に、致命的なミスに直面です。

どこの現場にも弊社の看板を設置させて頂いているのですが、
「とにかく目立つ様に高い所に!」と指示した通りの高い位置の看板。
道路を通る車や歩行者からは、高すぎて目に入りません。。。
思い込みとか、既成概念での判断は危ないっすね。

どこでも目立つ、デカイ看板が欲しいです。

打合せ内容

by 小川 賢二


監督さんの作ってくれる打合せ議事録によると
すでに11回の定例会議を行っていて、今日が12回目。
毎週、クライアントにも参加して頂く為、お休みの日に
お時間を頂いて申し訳ないところもありますが、これが僕らのやり方。
設計士やぞ!と威張って勝手に物事を決める事などあり得ません。
クライアントと一緒に考えて一緒に決めて行きます。

そんな打合せで相談する内容は様々です。
仕上げやデザイン等、建築に直接関係することは勿論、
家電製品や音響設備のこととか、防犯設備の考え方など、
ソフト面の話も多いです。
なんならそっちの方が多い日もあります。

自分自身が使ったことのない機器とか、設備とかが
当然出てきますが、クライアントの意向をくみ取って、
フラットな意見を言える様にしたいなあ、といつも思います。
建築の難しい事だけしかわからない設計士では面白くないと思うし。

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