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萱場南の家

巻物

by 渡邊 隆弘

テーブル一面に広がる巻物状態の絵は
1/1のスケールで描かれた門扉の平面図です。
鋼製建具を製作する技術士さんに造ってもらいました。

図面だけでは想像するのが難しいかもしれませんが
タテ桟の角度が不規則に並ぶデザインの門扉です。

見る角度によって違うデザインにもなりますし
手が入らないよう防犯的な役割も担います。

出来上がりがとても楽しみな
オンリーワンの門扉です。

ビルトインガレージ

by 渡邊 隆弘

敷地いっぱいに広がる、間口8mを超えるビルトインガレージは
3台の駐車が可能です。

ガレージ上部に2階も乗っているため一般的な木造の建物では
非常に難しい空間構成となっていますが...

木と鉄骨のハイブリッド構造のガレージが出来上がりました。

カーポートと違って、建物と一体的なデザインなので
なかなかの存在感とカッコ良さです。

イタリアンスタッコ

by 渡邊 隆弘

内装仕上げも大詰めとなり、今週でひと段落といった
様子となりました。
仕上がってくると、気分もグッと上がってきます。

リビングの天井仕上は、イタリアンスタッコ。
イタリア風の漆喰と呼ばれているものです。

なぜイタリアなのか?と疑問符がつきますが
きっと、天然大理石のパウダーが成分に含まれている
からだと推測されます。

なかなかと手間がかかる仕上で、下地ボードも2重に貼ることで
動きを抑え、何度も下塗り上塗りの工程を重ねていきます。

手間の分だけ、キラっと光沢のある美しい天井が出来上がりました。

タイル目地 ゼロ

by 渡邊 隆弘

内部の仕上工事が急ピッチで進めれれています。

塗装、左官など異業種の職人さん達がソーシャルディスタンスを
保ちながらも、所狭しと活躍されています。

「萱場南の家」は外構、室内の所々にシックな色合いのタイルから
凹凸のある形状、キラッとひかる光沢のあるタイルを使用します。
色柄の他に、タイルの張り方にもクライアントと設計者の個性と
拘りを表現しました。

職人さんが苦労しながらも頑張ってくれた、タイルの目地ゼロ。
言うのは容易いですが、とても難しい様です。

外構検討

by 渡邊 隆弘

定例会議での検討事項も、建物本体はほぼ終了し
議題は、外構へと移りました。
貫と呼ばれる木を目印に、想定しているコンクリートの壁の
高さを示してもらいました。

道路から見た壁の高さは、なかなかの迫力です。
しかし、レベルが2m程高い室内から見ると丁度良い高さ。

道路を通る車や、人は気になりません。
少しブラインドを下ろせば、向いの家からの視線も
遮ることが確認できました。

いろんな角度から検討し、お互い納得して造っていく
ことが大切ですよね。
もう少し高ければ...と後悔が無いように。

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