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川辺の家

見積り依頼

by 渡邊 隆弘

実施設計を終え、図面一式まとまりました。
これらの設計図書を数社の建設業者さんにお渡しし、
見積りをお願いします。

予算通りの金額でピシャ!と納まるのを祈るばかりなのですが...
さてさて、いくらで上がってくるのか?期待と不安が入り混じります。

もちろん予算をお伺いし、設計を進めていくのですが
途中経過で、アレもコレもと欲が出てくるもの...
「川辺の家」もハイスペックな設備を要し、芝生の自動散水システムなんかも
装備していたりもします。
また、昨今の建設業界は、職人不足としてニュースになるほどです。
これらも相まって、コスト増加につながる恐れもあります。

様々な社会情勢等も絡んでくると思いますが、
建設業者の皆様に頑張ってもらうしかありません。

どうかお値打ちな見積もりでありますように!

アナログとデジタル

by 渡邊 隆弘

週末の打合せに向け、図面をまとめています。
特に構造部分の最終確認です。

前回ご紹介した架構(主に骨格をなす部分)に、
筋肉でガッチリとガードするように、
耐震的に強靭な建物となるよう耐力壁を要所に配置していきます。
それは、計算ソフトに入力し、十分に体力があるか?
配置のバランスは良いか?などを数値化して判断します。

実際、どのように揺れるかシュミレーションも見ることができたりもします。

簡単なアニメーションですが、グラッと地震体験ハウス
のような感じで揺れまくります。

骨をアナログ的思考で形成し、
肉をデジタルで解析。
様々な手法を取り入れて強い住宅を造ります。

設計図面

by 渡邊 隆弘

クライアントとの設計打合せも彼此何回目になるでしょうか...

最初にプレゼンさせていただいたのが3月。
それから4カ月程経過しました。
そして、数えること9回目を終えたところです。
来週の10回目の打合せには、建築、構造、電気、機械の図面が出そろい
数社の建設業者さんへ見積もりを出すというステップを踏みます。

回数を多くこなせば良いという訳ではありませんが、
クライアントの思い×我々設計サイドの経験値と、この様に使ってほしいという意志が
ミックスされて設計図書というカタチで出来上がってきます。
それは、どのクライアントも思いが強い方ばかりなので、
一つとして同じものはなく、それだけ住むことへの拘りが凝縮したモノとなっています。

キャッチボール

by 渡邊 隆弘

打合せで変更があったり、議題にあがったところは
具体的に理解ができるグラフィックを修正して、
後日メールで送り、確認をしていただきます。
そうすると...
やっぱり邪魔かな~というお話もでてきます。

そのやり取りの過程。
クライアントも我々にわかりやすく、ソフトを駆使して考えを示してくれます。
「柱、こっちに戻す!」みたいに。

このようなキャッチボールを繰り返し
お互いに納得のいく空間にしていきます。

主が宿る

by 渡邊 隆弘

先回、改修建物の現場調査へ行った時のこと。
外回りのブロック塀や、植栽の位置関係を見回っていました。
すると...
松の木の下に、何やら佇んでいるモノを発見。
タヌキの置物。

長年住まわれていたりする住宅には
タヌキが宿るのではないか?という説が私の中で
ふつふつと湧いてきました。
私の実家も何故か、貰い物でタヌキの置物が坪庭に
そっと置かれていました。

そして、何と!事務所の裏庭にも主の姿が...

もしかしたら、あなたの実家にも主がいるかもしれません。
今回は現場ブログ一休みの回でした。

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