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揖斐の平屋

選択肢

by 小川 賢二

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サンプルを見ながら、使う材料を決める。
こうして並べて、会議の出席者で、せーので良いと思う材料を指さしても、
だいたいうまい具合に、ばらけます。
人間の好みって色々だなあ、と思う。

しかし、そう思える様になってきたのは、まだ最近で。
「これじゃなきゃダメでしょ」とか
「これ以外はダサイよ」と、自分の中の答え以外を否定しがちな若い頃。

でも、僕がカッコよくないと思う物にも、プロのデザイナーがいるわけだし。
たまたま、うちの事務所が造る建物の雰囲気に合うか合わないか、というだけ。
ましてや、その合うか合わないかの判断さえ、別に決まりはないし。

逆に、僕らが造る物のテイストだとか、物の見方を少し変えたら、
もっともっと使える材料も色も形も増えるんだろうなあ、と思い始めています。

クライアントの感性とか好みに触れて、僕自身も勉強中。
でも、このタイルの色は、僕の指さしたものに決まりました。
僕の感性は、今のところまだ大丈夫っぽいw

外観

by 小川 賢二

外部の足場が外れました。
ほぼ初めて外観をご紹介します。
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これは今ままでにないダイナミックさです。
鉄筋コンクリートだからこそできる造形。質感。
近くで見ると、圧倒される存在感だと思います。
外構工事が進んで、もう少し家らしさが出てくるのが楽しみ。

内部は天井や壁の下地ボードが貼られ、各部屋の領域が見えてきて
部屋っぽさが増してきています。

決め事は少なくなってきましたが、細部で気になるところもいくつか。
あと1か月ちょっと、仕上がりに影響する時期です。

造作

by 小川 賢二

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外の仕事は随分と終わってきて、
内部の造作工事が、一気に進んでいます。
いわゆる大工さんのお仕事です。
工期がかなり迫ってきていて、多くの職人さんが
同時に仕事を進めてくれています。

その一方で、
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和室の「和室度合い」について検討していたりして、
この期に及んで、決まっていないところもいくつか。。。
CGでイメージを伝えたり、材料のサンプルを取り寄せたりして
クライアントと一緒に検討中。
それが楽しいところ、と言いつつも、いつまでもやってられないのも現実。
決断力も必要だなあ。

電気

by 小川 賢二

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照明器具の種類や位置を検討しています。
器具ごとの明るさや色については、カタログに数値で示してありますが
正直こればっかりは、数値で言われても良くわからない部分もあります。
部屋の広さや、室内の素材や色によって見え方は変わってくるはず。
なので、すごく悩む検討のひとつです。

さらに、LEDが普及してから、メーカーさんの開発速度が上がったのか
どんどん器具が変わっていっている気がします。覚えきれん。

と愚痴っても、現場は待ってくれない。

by 小川 賢二

現場は内装工事に入り始め。
なので、今までは外からばかり見てきましたが、
内部にも入りやすくなってきました。

今、一番好きな場所がこれです。
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玄関から外部のポーチを見ているアングルです。
コンクリートに囲まれた空間なんですが、
屋根が無い部分から、光が綺麗に落ちてきます。
落ちてはくるけど、若干暗がりというか、陰影があるというか、
ひんやりとした感じがとても好き。

建物全体としては、これ以上ないほど日当たり良好なので、
部分的にあるこうした空間が、より映えるんじゃないかなと思います。

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