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河渡の家

地質。

by 渡邊 隆弘

建物位置も決定し、基礎を施工する前に建物を支える杭を打設しました。
通常は、木造の住宅程度ですと柱状改良という地盤を改良する工法をとるのですが、
今回は支持層がかなり深い!長良川の護岸なので、砂利とか岩がジャリジャリしてても良さそうなものなのですが...

杭の施工過程で掘削して出る残土ですが、これを見ますと...
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あきらかに粘土質。
軟弱であるといわんばかりです。

これが、9mまで続くため、コンクリート杭(PHC杭)にて支持します。
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地面からひょっこり頭を出しているのがPHC杭です。
これでバッチリですね。

次は、基礎工事のための掘削作業へ移ります。
発掘現場みたいになることでしょう。ドンドン工事進めていってくださいね、監督さん。

目指せ!7月末の建方!!

祝!地鎮祭

by 渡邊 隆弘

梅雨の時期ですが、雨に降られることもなく
天候にも恵まれ地鎮祭をむかえることができました。
両家の御両親にも参加いただき、工務店さんの列席者も
過去最多の中、滞りなく納めさせていただきました。
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ワールドカップにちなんで...こちら河渡の家も開幕です。

キックオフと同時に建物位置の確認。
宅地内にビニールテープで建物の位置をおとしてもらいました。
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イエローが原設計時のガレージの位置です。
そして、ブルーが宅地内ギリギリの650㎜、南に移動したラインです。

ラインを下げて、前面道路からの車の切り回しをよくするため
建物を下げましょう。という試みです。
図面だけではなく、実際の距離感を図るということは大切ですね。
こうした積み重ねを経て
一つづつカタチを成していきます。

まだ始まったばかりですが、
年末の完成に向けて一つずつしっかりパスをつないで
GOAL目指しましょう。

河渡の家スタートです。

by 渡邊 隆弘

5月末日。工程通りに造成工事が終了しました。
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左の写真:長良川堤防道路から敷地を見ています。
右の写真:テラスになるであろう辺りから堤防を見ています。

グレーの砕石部分で約100坪。そして、茶色部分の地目上は畑(将来お庭になる?)の
広大な敷地にビルトインガレージを併せ持つ60坪の御家族4人の住宅です。

初回のプレゼンは1年前にさかのぼります。
これだけ広い敷地ですから、土地の活用方法としては様々。
2階建てのA案と平屋建てのB案の2パターンで計画していたんです。
当初からの意匠は大きくは変わっていませんが、
少しず~つ床面積が拡大しながら、現在のカタチになりました。

軒先が深く、水平ラインが利いている平屋部分と
副所長曰く、スキーのジャンプ台のような屋根形状をもつ2階+吹抜け部分の
外観が印象的な素敵な住宅です。

現場監督さんはじめ、クライアントも含めて皆さん職人気質な方たちばかりなので
どんどん意見を戦わせながら良いモノにしていきたいと思います。
宜しくお願いします。

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